読み上げツールはイメージに合った声を選択して、指定した文章をかわいらしい読み上げ音声に変換できる便利なツールです。YouTubeや他の動画共有サイトでの使用はもちろん、プレゼンテーションや子供向けの動画制作、読字障害を持つ人がテキストを理解するなど、さまざまな場面で活用することができます。
様々な読み上げツールから3つの使いやすいソフトウェアを紹介し、それぞれの特徴を説明します。
SofTalkはWindows用の音声合成読み上げに特化したフリーソフトです。
ニコニコ動画では、MUGENのキャラクター利用をきっかけに「ゆっくり=SofTalk」というイメージが定着しました。
AquesTalk(ゆっくりボイス)への対応が終了になりましたが、機械音声の声色、読み上げ速度、音量、音程等は自由にカスタマイズできるようになっていますので、男性、女性、ロボットなど様々な声質に変更可能です。
読み上げた文章をWAVEファイルとして保存し、共有することができます。また、引数設定による呼び出し機能を備えており、他のアプリからの読み上げることも可能です。
SofTalkは、商用利用におけて一部の音声はライセンス購入が必要です。音声ライブラリとしては「MikoVoice」をベースに使用し、SAPI(Microsoft Sam/Microsoft Anna等)やMicrosoft Speech Platform(Microsoft Haruka等)のライブラリも選択できます。
Windows 8前のOSでこのソフトを使用するには、「.NET Framework 4」以上をインストールしている必要があります。
AITalkは株式会社エーアイが開発・提供している音声合成ソフトです。2,000社以上に導入されています。
日本語ナレーション作成ソフト「AITalk声の職人」、PowerPoint用アドインソフト「AITalk声プラス」、Windows/Linuxソフトウェア開発キット・ライブラリ「AITalk SDK」など、製品とサービスがたくさん提供されています。
Windows/Linux/macOS以外に、micro AITalk®はAndroid版があり、micro AITalk®3はiOS版もあります。スマホにインストールしましたら、テキスト読み上げや音声合成がいつでもできます。
複雑なイントネーションを感情的できれいに読み上げることができ、調整をあまり必要とせず、自然なイントネーションで読み上げます。
また法人向けには、用途に応じて様々なAI音声読み上げサービスで提供しているため、カスタマイズ等もご相談可能な柔軟な体制も特徴のひとつです。
個人向け製品について、「A.I.VOICE」代表的なソフトウェアで、WindowsとMacに対応します。また、人気キャラクターのボイスがどんどん導入されていますので、かわいい音声で発声したい方におすすめです。
VOICEROIDは、AHS Co., Ltd.によって開発され、主にキャラクターの音声を合成して読み上げるために使用されます。
琴葉 茜・葵、結月ゆかり、紲星あかりなどの人気キャラクターがすべてここから見出だせます。各キャラクターは独自の声質と話し方を持っており、ユーザーはキャラクターの声を使用してテキストを読み上げさせることができます。
人間のような自然な音声合成を実現し、方言話せるキャラクターも作られました。ロボット音無く、人間と対話しているようで、ユーザーにワクワクさせます。
VOICEROIDは直感的で使いやすいインターフェースを提供し、初心者でも簡単に操作できます。テキストを入力し、再生ボタンを押すだけで読み上げが行えます。
ただ基本Windowsのみ対応し、macOSは一部のシリーズだけ動作できます。
ソフトウェアをダウンロードしたくない、軽量で便利なツールを使いたい方に下記2つの読み上げサイトを紹介します。
音読さんは、インストール不要で誰でも無料で利用できる音声読み上げサービスです。 無料登録をすると毎月5000文字まで無料できます。
音読さんで複数音声を利用して、会話のような読み上げることが可能です。
また、音読さんでは商用利用が可能です。無料での使用はクレジット表記が必要となります。
(商用利用とは営利を目的としての使用のことを指します。)
各国の言語パックを開くと、たくさんのキャラクターが選択でき、その国の方言も話せます。動画に使えば、内容さらにおもしろくなり、いい効果が出ます。
PowerDirectorは、CyberLink社が開発した動画編集ソフトウェアで、豊富な機能が備わっています。
入力したテキストを自然な話し声に変換し、ナレーションやボイスオーバーを動画にスムーズに組み込むことが可能なので、手軽に動画作成できます。
テキスト読み上げ機能を活用することで、視覚障害のある視聴者も理解しやすくなり、より広範な視聴者が映像コンテンツにアクセスできるようになります。
また、PowerDirectorテキスト読み上げ機能で収録後でも動画のナレーションを細かく調整できます。テキスト読み上げ技術が自動的に適応し、台本やナレーションを変更する場合でも音声を再録音する必要はありません。
テキスト読み上げはメイン機能ではないため、日本語では3種類の音声(男性1,女性2)だけ選択できますが、9種類の言語に対応しますので、多くのテキストが対応できます。
| ソフト/サイト名 | 動作環境 | 価格 | 特徴 | 推奨度 |
| SofTalk | Windows | 無料(一部の音声ライセンスは有料) | Windows用の無料読み上げソフト | ★★★ |
| AITalk&A.I.VOICE | Windows/Linux/mac OS /Android/iOS | 9,000円~18,000円 | 法人向け、製品多様 | ★★★★★ |
| VOICEROID | Windows/ mac OS(一部のシリーズ対応可) | 9,000円~20,000円 | キャラクターが多い | ★★★★ |
| 音読さん | OSに依存しない | 月5,000文字までは無料 有料版は月980円~2,980円 | 読み上げ機能完全なウェブサイト | ★★★★ |
| PowerDirector | iOS & Android 対応 | 無料体験版 / 月額プラン(¥550 /月)/ 3か月プラン(¥1,080)/ 12か月プラン(¥3,800) | テキスト読み上げ機能が使える万能な動画編集アプリ | ★★★★★ |
多くの音声読み上げソフトは、音量、ピッチ、スピードなどの調整機能を実装しています。読み上げた音声の音質を改善するためには、先にソフトウェアの設定を確認してください。また、使用している音声の質も肝心な一環なので、もし可能であれば高品質な音声を選択することを推奨します。さらに、音声の明瞭度を向上させるための機能が付いているソフトもあります。
ソフトウェアの利用規約やライセンスをよく確認することが重要です。すべてのソフトウェアが商用利用を許可しているわけではなく、場合によっては追加のライセンスを購入する必要があるかもしれません。また、商用利用が許可されている場合でも、使用方法に制限があることがありますので、詳細をチェックしてからご利用を勧めます。
Q1. テキスト読み上げソフト(TTS)とはどのようなツールですか?
A1. 入力したテキストを音声に変換して読み上げるソフトウェアです。動画のナレーション制作、アクセシビリティ対応、語学学習支援、電子書籍の音読など幅広い用途で活用されています。
Q2. 日本語に対応した高品質なTTSツールはどれですか?
A2. VOICEVOX(無料・商用利用可)、CoeFont(オンライン・多声優対応)、Google Text-to-Speech(Android標準搭載)、Amazon Polly(AWS)などが日本語品質の高いTTSツールとして知られています。
Q3. 無料で使えるテキスト読み上げソフトはありますか?
A3. VOICEVOX、CeVIO AI(一部無料)、棒読みちゃん、Windowsのナレーター機能などが無料で利用できます。用途や求める音質によって選択してください。
Q4. TTSで生成した音声を動画に組み込むにはどうすればよいですか?
A4. TTSツールで音声ファイル(MP3・WAVなど)を書き出した後、動画編集ソフトのタイムラインに音声トラックとして追加します。UniFab Video Editor を使えばシンプルな操作で動画と音声を組み合わせることができます。
Q5. TTSの音声に感情表現を加えることはできますか?
A5. ElevenLabs、CoeFont、VOICEVOX Nemoなど感情パラメーター調整に対応したツールでは、声のトーン・速度・感情を細かく設定できます。より自然な感情表現が可能です。
Q6. TTS音声を商用利用(YouTube広告・製品動画など)に使う際に注意点はありますか?
A6. ツールごとに商用利用の可否と条件が異なります。VOICEVOXは商用利用可ですが利用規約の確認が必要です。ElevenLabsは有料プランで商用利用が認められています。必ず使用するツールの規約を確認してください。
Q7. 既存の動画に自動でナレーション(TTS)を追加するにはどうすればよいですか?
A7. 字幕ファイル(SRT)からテキストを抽出してTTSで音声化し、動画編集ソフトで字幕タイミングに合わせて音声トラックを配置する方法が一般的です。UniFab 字幕起こし AI - FabCloud で字幕を先に生成しておくと作業がスムーズになります。
Q8. TTSと人間の声を組み合わせて使うことはできますか?
A8. はい。動画編集ソフトで人間の音声トラックとTTS音声トラックを分けて配置し、それぞれのボリュームを調整するだけで組み合わせることができます。
Q9. TTS音声のノイズや品質を改善する方法はありますか?
A9. 高品質なTTSツールを使用することが最善策ですが、生成済みの音声に対してはUniFab ノイズ除去 AI を適用することでクリアな音質に仕上げることができます。
Q10. 多言語対応のTTSツールで日本語と英語を切り替えることはできますか?
A10. Amazon Polly、Google TTS、ElevenLabsなど多言語対応のTTSサービスでは、言語・アクセントを切り替えて複数言語のナレーションを生成できます。多言語動画制作にも対応可能です。
今回は、音声読み上げソフト・サイト合わせて6つを解説しました。
近年、音声読み上げソフト・サイトの進化や音声メディアの増加により、音声コンテンツのニーズが高まっています。
読み上げソフト・サイトによって、強みにしている機能や声質・音質は異なります。複数のサービスを試し、自分んに最適な読み上げツールを選択してみましょう。