実際には、iPhone14シリーズとその以降の新モデルのiPhoneは、標準機能として、カメラを設定するだけで手ブレ防止することができます。設定も簡単に完了できます。iPhoneのカメラアプリを起動して、「ビデオ撮影」モードを選択して、画面端の「人が走っているようなアイコン」をタップして、アクションモードをONに設定します。それで、iPhone動画の手ぶれを補正できます。
iPhone14シリーズ以前の機種は、手ブレ防止の機能がついていないが、カメラを設定することによって、手ブレを軽減することができます。設定の方法も簡単です。まずiPhoneのカメラアプリを起動してください。そして、「ビデオ撮影」モードを選択してカメラの撮影画面で「0.5x」をタップすると、超広角カメラ(0.5x/13mm相当)に切り替わります。その結果、iPhone動画のブレを適切に補正することができます。
でも、この前に設定していなかった場合、動画に手ブレ、揺れがあった時、動画編集のアプリやソフトを利用する必要があります。
それでは、撮影した動画に対して、手ブレ補正機能を持っているソフトをおすすめします。
WinxvideoAIの基本情報
開発元 | Digiarty Software, Inc. |
動作環境 | Windows 11(32 & 64 bit)/10/8/8.1/7 |
料金 | 5,480円(無料体験あり) |
言語対応 | 英語、フランス語、ドイツ語、中国語、日本語など |
出力形式 | 4K/HD動画、通常の動画フォーマット、音声、画像フォーマット |
WinxvideoAIとは、AIが搭載されている最高の動画・写真高画質化ソフトです。先端のAI技術を利用して、動画の高画質化、フレーム補間や手ブレ補正が自動的に完了できます。動画の高画質化以外に、動画録画や動画変換、動画保存機能もついています。編集機能も簡単に利用できます。
特に、AIで手ぶれ補正する機能が非常にスマートです。使い方も簡単です。WinxvideoAIをダウンロードして起動します。そして、「動画AI」モードを選択して、「AI手ブレ補正」をチェックして、出力するだけです。これで、WinxvideoAIが自動的に操作してくれます。初心者でも簡単に操作できるソフトなので、おすすめします。
デメリット:有料版を購入しても、一ラインセンスで一台の設備でのご利用となっています。複数の設備で利用したい場合はおすすめではありません。
Topaz Video AIの基本情報
開発元 | Topaz Labs |
動作環境 | Windows&MAC |
料金 | $299(無料体験あり) |
言語対応 | 英語 |
主な機能 | 映像を拡大、ノイズ除去、手ブレを抑える、インターレース解除、スローモーション作成など‘ |
Topaz Video AIとは、アメリカのTopaz Labs会社が開発しているソフトです。AI技術が搭載されているソフトで、各種の機能にサポートしています。新しい手ぶれ補正機能はとても強力で、うまく補正することができるます。「Full-Frame」に設定すれば、背景が足りないところを補ってくれます。
ちらつき補正の度合いも数値で調整できるので、画角をあまり狭めたくない場合は微調整することもできます。さらに、余分な部分をトリミング(切り抜き)することもできます。
使い方としても簡単です。Topaz Video AIを公式サイトからダウンロードして、ファイルをTopaz Video AIに読み込みます。そして、メイン画面で操作したい項目をクリックすれば、Topaz Video AIが自動的に作業してくれます。
デメリット:日本ユーザーにとって不便なのは、英語しかないところですね。操作するときにわからない専門な英語があって、操作に支障をきたします。
Adobe Premiere Proの基本情報
開発元 | Adobe |
動作環境 | Windows、MAC |
料金 | 個人向け:3280円/月 |
言語対応 | 英語、日本語、ドイツ語、中国語など |
主な機能 | ビデオの編集機能、カラー補正とグレーディング、共同編集、AI技術編集、合成など |
Adobe Premiere Proは魅力的な動画をすばやく制作できる最先端の編集ソフトウェアです。Adobe Premiere Proでは映画制作、テレビ、広告制作、アニメーション制作はもちろん、YouTubeのアニメーションなど、さまざまな映像制作が行われています。初心者でも使えるプロの動画編集ソフトで、最先端のAI技術が搭載されています。特に、ディストーションスタビライザーエフェクトは、PremiereProのジッター表示を補正します。 カメラの動きによるズレを除去することで、手持ち撮影のブレた映像を、ブレのない滑らかな映像に変換します。
使い方は以下のとおりです。Adobe Premiere Proをダウンロードしてスタビライズするクリップを選択します。そして、「ビデオエフェクト」を選択します。下にスクロールして「歪曲」をクリックし、「ワープスタビライザー」をダブルクリックします。分析を待って、Adobe Premiere Proが自動的に作業を始めます。
デメリット:プロの動画編集ソフトで、実際に操作してみれば初心者には向いていない感じです。
iMovieの基本情報
開発元 | Apple |
動作環境 | MAC |
料金 | 無料 |
言語対応 | 英語、日本語、ドイツ語、中国語など |
主な機能 | 動画のトリミング、字幕・文字の挿入、音楽挿入、クリップ追加、SNSへのシェアなど |
iMovieはAppleが開発した、MACで標準機能として搭載されている無料動画編集ソフトです。IOSデバイスでしか利用できません。「手ぶれ補正」の機能も備えているので、撮影した動画の手ブレを補正することができます。また、iMovieを使えば、編集の専門知識がなくても、プロの本格的な映像作品を作ることができます。iPhoneやiPadで利用する場合、動画編集が指先の操作だけで完了できるので、初心者でも簡単に扱えるから多くの人に使われています。
iMovieで手ブレ補正をする方法は以下の通りです。メイン画面に入って、ビデオをiMovieに入れます。そして上部には「ビデオの手ブレを補正」という項目があります。それをクリックして補正の強度を調整することができます。設定完了したら右上の「共有」アイコン>「file」>「次」の順を選択、「名前」と「場所」を設定、「保存」をクリックするだけでいいです。
デメリット:Appleの製品なので、iPhone、iPad、Macでしか利用できません。無料ですが、Windowsのユーザーには利用できません。
パソコン以外に、お持ちのスマホで簡単に手ブレ補正することもできます。手ブレ補正機能を持っているアプリを利用するだけです。
StableCam 2の基本情報
開発元 | Tapclay Mobile LLP |
動作環境 | IOS |
料金 | 無料、アプリ内課金有り |
言語対応 | 英語 |
主な機能 | 動画録画、手ブレ補正、ビデオ調節、安定化、ビデオ保存、管理など。 |
StableCam 2は文字通りに、ビデオを安定させるアプリです。手ぶれを除去することによって、ビデオの安定化を図ります。StableCamはビデオの手ブレを補正できます。アプリでビデオを録画するか、ビデオをインポートし、iPhoneのカメラを使ってワンクリックでスタビライズするだけです。出来上がったビデオは、オリジナルよりも滑らかで快適に見えます。その他に、スローモーションにも対応しています。
CapCutの基本情報
開発元 | ByteDance |
動作環境 | IOS、Android |
料金 | 無料、アプリ内課金有り |
言語対応 | 英語、日本語、中国語など |
主な機能 | 動画録画、動画編集、音楽挿入、文字・字幕挿入、フォーマット変更など |
CapCutは、動画SNSアプリ「TikTok」などを運営する中国のByteDance社が提供する動画編集アプリで、無料でダウンロードでき、初心者でも簡単に動画編集ができます。スマホのアプリとはいえ、PCの動画編集ソフトと並みの強大な機能を持っています。特に、CapCutは「手ぶれ補正」機能を持っています。それをタップするだけで、自動的に操作します。初心者には非常に便利な動画編集アプリです。
Meituの基本情報
開発元 | Xiamen Meitu Technology Co., Ltd. |
動作環境 | IOS、Android |
料金 | 無料、アプリ内課金有り |
言語対応 | 英語、日本語、中国語など |
主な機能 | 動画録画、動画編集、音楽挿入、文字・字幕挿入、画像編集など |
Meituは世界中で愛されている加工アプリで、写真加工、美肌補正、アニメーション編集アプリでユーザーに愛用されています。今のMeituはAIイラストメーカーという機能も持っています。AI除去、背景拡張、透過、加工などができます。Meituのカメラ機能で、手ブレ補正もできます。でも、Meituは専門的な動画編集機能ではなくて、自撮りの美肌機能のほうに集中しているので、Meituカメラで人物を撮影したい方に向いています。
本記事では、iPhoneの手ブレ補正機能について紹介しました。もしすでに撮った動画の手ブレを補正するなら、手ブレ補正機能を持っているソフトやアプリを利用しなければなりません。上記おすすめしたアプリ、ソフトをご利用ください。