音声をテキスト化というのは、音声内容を文字内容にすることです。人手で操作するときに、音声を聞き取るために、音声ファイルを全部聞いてから手入力することが必要です。また、音声がモヤモヤしたり、同音異義語があったりするときに、非常に手間がかかります。また、音声をテキスト化にする場合というと、会議の議事録を作成するときに非常に役に立ちます。それでは、音声をテキスト化できるツールについて、ご紹介します。
音声をテキスト化にできる無料ツールとして、パソコンで利用できるソフト、オンラインサイトで簡単に利用できるツールがあります。無料ツールを10選ご紹介します。
Nottaの基本情報
開発元 | Notta会社 |
対応OS | Windows、MAC、スマホ |
日本語対応 | ◯ |
機能 | 98.86%以上の文字起こし精度を達成 58種類の言語に対応 画面収録 テキスト翻訳機能など |
Nottaは高精度な音声認識とAIによる要約機能により、1時間分のスピーチをわずか5分でテキスト化し、要約することができます。商談やWeb会議の議事録作成を簡素化し、効率的な情報共有を実現します。そのため、Nottaは個人ユーザーだけでなく、ビジネスマンも多く利用しています。また、Nottaはオンラインサイト版もあります。オンラインサイトの場合、サイトにアクセスして、簡単な文字起こしができます。つまり音声のテキスト化です。
使い方:音声ファイルをNottaに導入して、AI技術によって自動的にテキスト化を作業します。
文字起こしさんの基本情報
開発元 | 文字起こし |
対応OS | Mac、Windows、iPhone、Android、ChromeOS、Linux |
日本語対応 | ◯ |
機能 | 音声から文字起こし 映像の文字起こしと編集 検索、辞書機能あり |
文字起こしさんとは、アップロードされた動画や音声データからテキストを呼び出すことができるツールです。画像データに含まれる文字のテキストデータ化にも対応しています。無料で利用できるプランは、会員登録なしで月1分までテキストを喚起できる「フリー」と、会員登録で1日10分までテキストを喚起できる「ライト」の2種類あります。また、発生するデータの長さや重さによって課金されるプランが3種類あります。
使い方:音声ファイルをドラッグしてアップロードすれば、文字起こしさんが自動的に処理します。
MyEditの基本情報
開発元 | CyberLink |
対応OS | Windows、Mac |
日本語対応 | ◯ |
機能 | 画像・動画・音声の編集 オブジェクトを除去 AI機能の動画・画像編集 |
ブラウザ上で画像や音声の編集ができるAI技術を搭載したオンライン写真・音声編集サイト「MyEdit」がアップデートされました。Myeditを利用すれば、削除、サイズ変更、トリミング、回転、画像変換、風切り音除去、人の声除去、音声変換などが可能です。また、AI イラスト、ボイスチェンジャーの新搭載によって、音声ファイルをアップロードするだけで、AI技術で音声をテキスト化できます。
Torunoの基本情報
開発元 | RICOH |
対応OS | Windows、iPhone、Android |
日本語対応 | ◯ |
機能 | 音声から文字起こし 音声録音 画面キャプチャ ユーザー辞書登録に学習機能を搭載 |
Torunoとは、「テキスト喚起+音声録音+画面キャプチャ」で会議を記録することができます。会議の振り返り、議事録作成、情報共有の効率化を図っています。手入力で議事録を作成するには時間がかかるし、間違えるかもしれないので、このような音声をテキストにするツールを利用して、チーム会議やZoomなどのWeb会議、会議室で行うリアルな会議でも使いやすく、効率よくできます。
Torunoの特徴としては、リアルタイムで会議での発言をテキストにする事ができます。なので、ビジネスマンには、このソフトがおすすめです。
スマート書記の基本情報
開発元 | Epicbase, Inc. |
対応OS | Windows、iPhone、Android |
対応言語 | 日本語 |
機能 | 録音、自動文字起こし、議事録エディタ、用語登録など |
スマート書記とは、録音した音声データを活用し、会議記録作成の効率化を支援するサービスです。議事録の作成はもちろん、共有や管理まで一元的に行うことができます。「時間がかかる」「修正が大変」といった悩みも、インテリジェント秘書が解決してくれます。単純な工数削減だけでなく、議事録のスムーズな共有によって会議への参加人数も減り、人件費の削減にもつながります。特に、スマート書記は14日間、全機能体験可能の無料お試し期間があります。
Rimo Voiceの基本情報
開発元 | Rimo |
対応OS | Windows、MAC |
日本語対応 | ◯ |
機能 | 日本語に特化したAIによる文字起こし マイクによるリアルタイム録音 文字起こしテキストと連動した音声再生機能 音声、録画データの文字化による検索 人手による修正(オプションサービス) |
RimoVoiceとは、共同出資会社のRimoが提供するテキスト化できるAIツールです。アップロードされた音声データの音声をAIが解析してテキスト化するというもので、これまで手作業で行っていた作業をすべて自動化できます。しかも、1時間程度の音声データでも5、10分程度でテキスト化でき、ブラウザ上で共有もできます。
特に、RimoVoiceには日本語に特化した自然言語処理技術が搭載されており、自然な日本語を抽出することができます。主に音声データを解析し、適切な場所に句読点(改行)を設定することで読みやすくします。
無料トライアル版の利用方法としては、ファイルを選択して、または音声のURLをコピペーしてアップロードするだけで、操作が始まります。
CLOVA Noteの基本特徴
開発元 | LINE CLOVA NOTE |
対応OS | Windows、MAC、スマホ |
日本語対応 | ◯ |
機能 | 音声を録音しながら文字起こしする 音声ファイルをアップロードして文字起こしする 文字起こし結果にメモをつける(ブラウザ版のみ) 文字起こし結果を編集するなど |
CLOVA Noteは、LINEのAI技術ブランド「LINECLOVA」のAI音声識別アプリです。CLOVANoteは、音声をテキストに変換するテキスト喚起を主な用途とし、録音アプリやプレイヤーアプリとしても利用できます。機能として、音声記録、単語登録、音声を録音しながらテキスト化、音声ファイルをアップロードしてテキスト化などができます。完全無料で他の課金も一切有りません。もちろん、無料利用には制限があって、それ以上利用する場合にはプランの購入が必要です。
使い方も簡単です。ファイルをCLOVA Noteにアップロードして、認識言語を選択すれば自動にテキスト化してくれます。
本記事では、音声をテキスト化にする無料ツールをご紹介しました。それぞれ、おすすめの理由と利用シーンを説明しました。音声をテキスト化にする場合、以上のツールをご利用いただけます。音声テキスト化のソフト・ツールを活用して、効率を向上しましょう。